*読書習慣の変化により、感想の比重低くなってます。update at 20110702*

2010年10月08日

向野幾世『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』

向野幾世『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』

(産経新聞ニュースサービス、200206)
277p.
文体は媚びずキツくなく、冷静で楽しくて、真摯。
“障害者”も“健常者”も、生きながら悩み、悩みながら生きている、
そのことに変わりはない。
それこそが、生きるということなのだなあ。

誰も無力である。
小さな存在である。
だが、己の無力さを知ることによって、「ありがとう」が出てきて、
自分の果たせる小さな役割に誇りを持つことができる。

脳性マヒのこと、障害ってのは本当に個人差があるもんだってことを
もっと知りたくなった。
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