*読書習慣の変化により、感想の比重低くなってます。update at 20110702*

2010年10月07日

米澤穂信『ふたりの距離の概算』

米澤穂信『ふたりの距離の概算』

(角川書店、201006)
253p.
今回も面白い!
繰り返される「ふたりの距離」の意味が毎回同じではない点が洒落ている。

マラソンしながら誤解を解こうなんて、折木奉太郎も少し変わってきたのかもしれないなあ。
それが高校生か。

各章ごとのミステリの面白さと全体のミステリの奥深さが乖離しない点が素晴らしいと思う。
小難しくなく、裏切られることもなく、安心して読めるミステリに仕上がっている。

これからも米澤さん追いかけちゃうよ!!!